ブログ 2015/07/24

「船岡あずさ」さん

17では、社会貢献の一環として、
制作会社からの出向を受け入れ、
生きた実作業を間近で経験してもらうことで
若き広告制作者の育成の場を提供しています。 
     
自らの血となり肉となる大事なこと、
深い気づきは、いつも現場にあります。
              
6人目の今回は、
若きディレクター志望の「船岡あずさ」さんです。  
   
関係者の皆さま、
若きディレクターを育てるのは、広告業界の急務です。
将来の我々の宝に、寛容な心で機会を与えてください。
プレゼンの現場、撮影現場にお邪魔させて頂きますので、
何卒、よろしくお願い申し上げます。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みなさま、初めまして。
船岡あずさと申します。
 
17に出向してから、早くも2ヶ月が経ちました。
あっという間の2ヶ月でした。
期間は6ヶ月の予定なので、
あと2回「あっ」と叫ぶと終わってしまう計算です。
 
たったの2ヶ月なのですが、
沢山の「アッ!」という気づきがありました。
今日は、毎日襲い来る気づきのうち、いくつかをご紹介します。

まず、
17では超スピードで時間が流れている!
打ち合わせでの超スピード応酬、
企画が決まってからの超スピード推敲。
ついていかなきゃと必死に走るだけで企画の基礎体力が上がります。

つぎに、
17の仕事は17の全員で考える!
17ではオフラインが完成したら社内の全員で試写します。
初見で分かるかどうか、なんて質問からはじまるとは…。
当たり前だけれど、つい忘れがちな視点に気付かされました。

そして、
誰のどんな意見も面白ければ通る!
とある撮影で、役者さんがアドリブを提案しました。
面白い!の一言で即採用。
結果、企画コンテの段階からはどんどん変わっていき、
とてつもなく面白いCMが完成しました。
 
こんな風に、17では毎日が発見の連続です。
あと4ヶ月、沢山の「アッ!」に気付き、
アッ!と驚くような成長を遂げたいと思います。

これからお仕事でお世話になる皆さま、
どうぞよろしくお願いいたします。
 
船岡あずさ 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 

 

  
 
 
 

ブログ 2015/06/03

金子さんの旅立ちの挨拶

17では、我々ができる広告業界への社会貢献のひとつとして、
制作会社からの出向者を受け入れ、OJTの場を提供をしています。 
      
東北新社の企画演出部から出向していた金子紗与さんが
本来の場所へ帰ることになりました。
        
彼女からの挨拶です。    
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さま、こんにちは。
金子 紗与です。
9ヶ月間の出向を終え、今月から東北新社へ戻りました。
 
まず、お仕事でご一緒した全ての皆さまへ。
私をいつも快く温かく受け入れてくださり、
ありがとうございました。

そして、17の皆さんへ。
仕事仲間の域を超えて、私を家族のように迎え入れてくださり、
ありがとうございました。

17に来たからこそ、
出会えることのできた方たち、
見ることのできた現場、
得ることのできた知識や考え方。

それらの経験は、これからのディレクター人生として、
大きな財産となりました。
自分の世界を大きく広げることができました。

17で学んだことで、印象的だったことが2つあります。

ひとつは、
“臆病にならず、常にチャレンジしていく”こと。

作り手もドキドキしていないと、
世の中の人の心を動かすことはできないのだな、と感じました。

もうひとつは、
“常にどこかで誰かを想いながらつくっていく”こと。

世の中の人であったり、クライアントであったり、仕事仲間であったり…。
意識して、相手の立場になって考え、行動することの大切さを学びました。

学んだことはまだまだ沢山ありますが、
これからつくっていく広告映像を通して、伝えていきたいと思います。
 
私に、素晴らしい経験をさせてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
 
金子紗与

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

このブログを読んでいただいている
広告業界の関係者の方々(特にプロデューサー)へのお願いです。
今、若い演出家たちへ仕事を発注する機会が激減しています。

それは、我々の業界の未来を先細りさせることになります。

名の売れている演出家は、皆さん、若い頃に多くの仕事の機会の恵まれ、
失敗と成功を繰り返し、今の場所にたどり着けました。
 
今、若手で最も売れっ子TYOの佐藤渉さんも一年間出向した後、
天賦の才能&血のにじむような努力&プロデューサーたちの投資もあり、
大きく化けました。
 
皆で意識して、若い可能性に発注しないと、優秀な演出家は育ちません。
場数が、才能に磨きをかけるのです。
 
金子さんは、素晴らしい人材です。
ぜひ、失敗する機会をたくさん与えてあげてください。
何卒、よろしくお願いします。