ブログ 2022/11/17

おかげさまで、17は13年目へ

1つの仕事もないまま、
1人ぼっちで、
0から出発した17(ジュウナナ)。

その4ヶ月後に、
東日本大震災が起き、
動きはじめた仕事が失くなってしまう
危機もありました。

             
おかげさまで、
仲間も増えて、
本日11月17日から
創業13年目へ。
 
これまでに、
お仕事をご発注して頂いた皆さまに、 
心より御礼を申し上げます。 
 
そして、いつも陰に日向に、
我々を応援して頂いている皆さま、
誠にありがとうございます。
 
どんな企画にも
生き生きとした命を吹き込んでくれる 
制作陣の皆さま、
本当にありがとうございます。 
                
アイデアを与えてくれる広告の神様、
いつも助けて頂いて、ありがとうございます。 
 
12年前より、
目にする情報量は約千倍と増えており、
暮らしの中で、広告は邪魔者です。 
 
正確に言えば、今の多くの広告は、 
邪魔者にすらなれていないと思います。


私たち17は、
広告を無視している人々を振り向かせて、
その企業やブランドを好きになって、
商品やサービスを買ってもらい、
微力ながら日本経済に貢献していきます。


広告は、「知的な説得ゲーム」です。
お客さんは、
上手な説得を待っています。

私たち17では、
1,000本以上の広告制作経験で得た直感と技術で、
マーケデータの先にある「商業芸術」をつくります。
そして、企業の抱える複数の問題を同時に解決します。



ー昨年からは定期的に、
社員全員でオフィスを拭き掃除をして、
ピカピカに磨き上げています。
お祝いに頂いた20鉢を超える観葉植物も、
この12年間で、2鉢以外はすべて元気です。
彼らの出す酸素とイオンで、
素晴らしいアイデアが生まれる空気が満ちています。

干支を1周して、私たちはゼロから始める気持ちで、
もっと鮮やかなアイデアと広告表現を世に出して、
暗い世の中を明るくしていきます。

これからも、17をよろしくお願い申し上げます。

ブログ 2022/08/09

語り継ぐ日

77年前の11時02分、
長崎で、生きている人の頭の上に
原子爆弾が落とされました。 
 
予定通り北九州へ落とされていたら、
私の人生は無かったかもしれません。
 
人間が人間に行った
この愚かな行いの悲惨さ、恐ろしさを
肉声で語り継げる方々が極めて少なくなっています。
遠くない将来、ゼロになるでしょう。
       
数年前には、
沖縄ひめゆり平和記念資料館でも
元ひめゆり学徒の方による
語りの時間が無くなりました。 
          
風化させないためには、
それを聴いた者が語り継ぎ、
核兵器がある限り、
今も起こり得ることと恐れ、
怒りを持ち続ける以外の道はありません。
 
先日、弊社の面接で30代後半の方に、
「8月6日が何の日か」を訊いたら、
答えられず、
「広島原爆の日ですよ」と言うと、
「あぁ〜」という薄いリアクションで、
他人事のようでした。
風化は、確実に始まっていると実感。
 
  
17では、毎年、6日と9日は、
先の戦争と原子爆弾ついて、
仕事仲間と語ることにしています。     
    
少なくとも我々が生きている間は、
同じ愚行が繰り返されないように、
勉強して、語り継いでいきたいと思います。
 
できるなら、毎年、この2日間は、
日本人が米国の子供達に原爆の悲惨さを教え続けるのが、
一番、効果が高いと思います。
                                
今朝、東京では、
警報音が鳴り響いていないことに、
防空壕に逃げ込まなくて良いことに、
青い空に映える積乱雲が自然発生であることに、
感謝したいと思います。
 

ブログ 2022/05/25

がんの早期発見は難しい 線虫N-NOSE

今回、出演して頂いた田中麗奈さんとは、
樹木希林さんの娘役で7年間続いた
味の素『ほんだし』のCM以来で、
18年ぶりの再会でした。  
    
当時、彼女のマネージャーだった立林さんとは、
その後、香里奈さん初のTVCM、大沢あかねさん、
知花くららさんとの仕事を重ねました。

丁寧な仕事をする彼は出世して、
芸能事務所テンカラットの本部長となり、
家が近いこともあり、
お互いのオススメの店で放談する
「サシ飲みの友」となっていました。
    
彼は「四十肩で、肩が上がらない」と言うのが
口癖になっていましたが、
それ以外は健康そのもので、
年齢の割にはたくさん食べて、たくさん呑んでいました。
  
「産休中の麗奈が復帰したら、
 また、何かで起用してください」

と頼まれたのが、最期の約束となりました。 

最後に会った翌週、彼は検査のために入院。
すでに、がんが進行しており、
その2ヶ月後に天国へ旅立ちました。 
 
   
私が尊敬する義父は、
前年の人間ドッグでは健康と判定され、
1年後、異常が見つかり、
精密検査をしたら、末期がんでした。
見た目も元気で、食欲も旺盛でしたが、
それから1年で鬼籍に入りました。
  
 
多くのがんは、早期発見で治療すれば、
9割が助かります。例えば、
「乳がんはステージ1で治療すれば、
 100%助かる」と国立がん研は発表しています。 
   
しかし、これまでは、
その『早期発見』が難しかったのです。
  
立林さんと義父が元気だった時に、
このサービスがあったなら…
と悔やまれます。
   
今は、あります。
世界初の『線虫N-NOSE』。
がんの早期発見サービスです。 
 
6月末までは、12,500円です。 
   
企画と線虫くんに命を吹き込んでくれた
制作陣、CGスタッフ、声優・コーラス陣に多謝。