ブログ 2023/02/12

拍手喝采

仕事の関係者から
『東京バレエ団特別公演 上野水香オン・ステージ』に
ご招待して頂きました。 

上野水香さんの肉体、所作の優美さ、
バレエの華やかさ、氣迫もさることながら、
一番驚いたのは、観客の拍手の大きさ、その長さでした。 

私がこれまでに体感した中で
最も拍手が大きかったのは、
1996年に以前の国立競技場で開催された
三大テノール公演でした。
ドミンゴが歌うのを嫌がっていたパバロッティを説得し、
美空ひばりの「川の流れのように」を歌い出すと、
6万人の観客が地鳴りのような歓声をあげ、
途中から観客も歌い出し、涙し、
歌が終わると拍手が沸き起こりました。
それは、激しいスコールのような、すざましい音でした。
  
拍手は、無償で与えることができる報酬です。
受け取った方はものすごく嬉しいものです。
しかし、日本人はなぜか、あまり拍手をしません。
私は、拍手をする時は、大きな音が出るように、
心を込めて手を打つように心がけています。

上野水香さんを観に来た2300人は、
6万人の観客がいた三大テノールを思い出す大きさで、
しかも、とても長く拍手をしていました。
カーテンコールが10数回あり、一度も拍手が止まず、
私も負けじと拍手をしたので、
終演後は汗だくで、手が腫れていました。
 
バレエを習っていると推察される
背筋がシャンと伸びた子供たちが観客に多くいたのも驚きでした。
あの子供たちは拍手をする習慣を身につけるでしょう。 
上野水香さん、東京バレエ団のファンは、
多くの報酬を与えている素晴らしいファンでした。

ブログ 2022/11/17

おかげさまで、17は13年目へ

1つの仕事もないまま、
1人ぼっちで、
0から出発した17(ジュウナナ)。

その4ヶ月後に、
東日本大震災が起き、
動きはじめた仕事が失くなってしまう
危機もありました。

             
おかげさまで、
仲間も増えて、
本日11月17日から
創業13年目へ。
 
これまでに、
お仕事をご発注して頂いた皆さまに、 
心より御礼を申し上げます。 
 
そして、いつも陰に日向に、
我々を応援して頂いている皆さま、
誠にありがとうございます。
 
どんな企画にも
生き生きとした命を吹き込んでくれる 
制作陣の皆さま、
本当にありがとうございます。 
                
アイデアを与えてくれる広告の神様、
いつも助けて頂いて、ありがとうございます。 
 
12年前より、
目にする情報量は約千倍と増えており、
暮らしの中で、広告は邪魔者です。 
 
正確に言えば、今の多くの広告は、 
邪魔者にすらなれていないと思います。


私たち17は、
広告を無視している人々を振り向かせて、
その企業やブランドを好きになって、
商品やサービスを買ってもらい、
微力ながら日本経済に貢献していきます。


広告は、「知的な説得ゲーム」です。
お客さんは、
上手な説得を待っています。

私たち17では、
1,000本以上の広告制作経験で得た直感と技術で、
マーケデータの先にある「商業芸術」をつくります。
そして、企業の抱える複数の問題を同時に解決します。



ー昨年からは定期的に、
社員全員でオフィスを拭き掃除をして、
ピカピカに磨き上げています。
お祝いに頂いた20鉢を超える観葉植物も、
この12年間で、2鉢以外はすべて元気です。
彼らの出す酸素とイオンで、
素晴らしいアイデアが生まれる空気が満ちています。

干支を1周して、私たちはゼロから始める気持ちで、
もっと鮮やかなアイデアと広告表現を世に出して、
暗い世の中を明るくしていきます。

これからも、17をよろしくお願い申し上げます。