ブログ 2019/08/07

世界の5カ所でしかできない暑気払い

17の社員が交代で書いている
17へ来たくなるブログです。
 
先月、麻布十番に新たなスポットが誕生しました。

台湾で大人気のアイスクリーム屋さん「蜷尾家(ニナオ)」です。
昨年、グローバル1号店として三軒茶屋に開店したため、
麻布十番店は2店目になります。
 
このお店のアイスクリームが食べられるのは、
世界で5店舗だけです。
  
110種類あるフレーバーから数種類を日替わりで提供するスタイルと
“スッキリと甘い”フレーバーが人気となり、
台湾でのアイスブームの火付け役とも言われています。
  
麻布十番店では日替わりで2種類の味が提供され、
私が行った日は、
台湾で一番人気の「塩ミルク」と「アールグレイ」でした。
  
塩ミルクは、ほんのり甘い塩味とバニラ味。
2つの完璧な調和がありました。
 
そして、この連日の暑さの中、
口に入れた瞬間に体内へ浸透していく
独特な涼しさを感じられました。

また、来店するまでは当日のフレーバーがわからない
というお楽しみ感もあります。
 
アイスクリームが好きではないという方には、
台湾でしか採れない東方美人茶などのドリンクメニューや、
日本限定のティーゼリー入りのお茶、ミルクティーもあります。
 
暑さはこれからが本番です。
麻布十番にお越しの際は、
蜷尾家で暑気払いをされてはいかがでしょうか。

ブログ 2019/06/27

夏バテ予防に、ランドリーへ!

17の社員が交代で書いている
17へ来たくなるブログです。

麻布十番駅から徒歩30秒のところに、
「ヴィネリア・サクラ・ランドリー」はあります。
 
ここは、煌々と照明が眩しい、白基調のコインランドリーとは真逆。
黒基調のインテリアに、落ち着いた照明のおしゃれな空間です。
    
昼のメニューには、豚ロース生姜焼き、自家製ハンバーグ、
ジャンボステーキ、牛カツ、鶏カツ、牛肉カレー
A5ランク黒毛和牛のローストビーフ丼などがあり、
セットでご飯、味噌汁、お漬物、サラダがついてきます。
体育会系出身の私にも、かなりボリューミーです。
  
自家製ハンバーグ定食は、
スキレット鍋に、ハンバーグ、トマト、お豆腐、
キャベツが一緒に乗って熱々で運ばれてきます。
 
外はカリカリ、中は柔らかいままのお豆腐、
焼き目のついたキャベツにハンバーグから溢れ出た肉汁と
特製ソースが絡み合い絶妙な味を生み出しています。
  
その様は、いろんな洗濯物が入れられ、
くるくると同時に回っているランドリーの光景に見えなくもありません。
これが店名の由来なのでしょうか?(笑)
  
店内では、常連のOLの方々、スーツ姿のおじさま集団が
カウンターで店主との会話を楽しんでいます。
様々な年齢の客層が入り混じっており、
お一人様でも複数人でも楽しむことができます。
 
暑バテがはじまる季節。
麻布十番のランドリーで、
胃腸をくるくる刺激してください!

ブログ 2019/06/07

慶早戦には叶わない

慶應義塾大学SFCが30周年を迎えるにあたり、
4月から卒業生14名が
特別招聘教授として講義を行っています。
              
光栄なことに、その1人に選ばれたので、
3ヶ月前から構想を練り、
先に講義をされた方々の内容を見て、
被らないように修正を繰り返して、
数週間に渡って、調べもの、撮影、編集をして、
スライド資料作りも終えて、
動きのテストもして、
「いよいよ明日が本番!」という前日の午後、
運営担当の教授から連絡がありました。
    
「今、慶早戦(慶應ではこう呼びます)がもつれており、
 明日も試合になったら、休講になります…」
     
慶應の伝統で、
慶早戦による休講分は、振替の講義が行われません。
つまり、「どんなに準備をしようが、講義をする機会が無くなる」のです。
     
日本がモスクワ五輪を辞退した時の選手、
春の甲子園出場が決まった後に卒業生の不祥事が発覚して
出場を辞退させられた駒大苫小牧の選手、
その人たちの「やるせなさ」が…
ちょっとだけ実感できた気がしました。
                   
講義テーマのサブタイトルが「人生とタイミング」だったので、
良くできた笑い話になるな…と諦めて、
翌日夕方からの撮影出張の準備をしていたところ、
慶應が勝ったとの報せが入り、
講義は行われることになりました。
      
志望校に不合格だった2週間後に補欠合格の通知が来た時の受験生、
先週、フラれた人から「やっぱり好きだったみたい」と言われた時、
そんな人たちの「でしょ〜!」的な気持ちに、一瞬、なりました。
                          
久々のキャンパスでは、
私が学生の頃には、もやし並みに小さかった木が、
高く見上げるほどの大木に育っていました。
          
卒業の単位がギリギリで、菓子折りを持って挨拶に行った時、
「古典的な手段だなぁ…」と笑って単位をくれた教授が3名もいたから、
今の自分があるのだなぁ…などなど、SFCスピリッツに感謝しながら、
教授たちへ挨拶に行った時と同じくらいの熱量で講義ができました。 
   
講義後には、
「年の離れた恋人と、いつ結婚したら良いと思うか」と相談をされ、
「人生はタイミング」というサブタイトルの妙を感じたのでした。

ブログ 2019/05/14

心のこもった貼り紙

昨年から、社員が持ち回りで書いています。
今回の担当は、岡里です。
 
駅ビルの外階段で、上を眺めている人だかりがありました。
燕の夫婦とみられる2匹が巣をつくりにきたのか、
かわるがわる壁をチェックしているかのように飛び回っていました。
    
その様子を眺めながら談笑する人たちの輪に入ると、
毎年この時期に、この場所に巣を作りにきていることなどを
地元のおばさまに教えてもらいました。
 
昨年の燕家族が飛び去った後に駅員さんが貼ったと思われる
「今年の燕は巣立ちました!また来年」
と書かれたポスターを見つけ、
地域の人たちがずっと見守ってきたことに感動しました。
    
巣つくりがはじまると、
通行人の頭上に糞が落ちないように巣の下に受け板が設置されたり、
「燕の巣があります。頭上注意」の貼り紙がされるとのこと。
 
幼少から頻繁に通っていた場所なのに、
この歳になるまで気がつかなかったことに驚いたのと同時に、
今までなんでもなかった場所が、素敵な情景に変わりました。
   
自分の周りの人や環境をちゃんと見つめることで、
小さな発見があり、
何気ない日々の生活に楽しみが増えていきます。
   
今、そこを通る度に夫妻を見上げています。
雛が生まれて、賑やかになるのを心待ちにしています。