ブログ 2024/08/06

語り継ぐ日

79年前の8時15分、
広島で、生きている人の頭の上に
原子爆弾が落とされました。

人間が人間に行った
この愚かな行いの悲惨さ、恐ろしさを
肉声で語り継げる方々が極めて少なくなっています。
遠くない将来、ゼロになるでしょう。

沖縄ひめゆり平和記念資料館も
元ひめゆり学徒の方による
語りの時間が無くなりました。 

風化させないためには、
それを聴いた者が語り継ぎ、
核兵器がある限り、
今も起こり得ることと恐れ、
怒りを持ち続ける以外の道はありません。

今年、韓国へ出張した際に、
北朝鮮との国境線にある
DMZ(非武装地帯)へ行きました。
韓国人の中年女性ガイドさんによると、
この数年、韓国の若い人は来なくなったと。
過去に戦争したことも忘れられていると。
それは、若い人に戦争のことを
教えなくなったからだと。

人間は、
忘れると、
同じことをします。

17では、毎年、今日と9日は、
先の戦争と原子爆弾ついて
仕事仲間と語ることにしています。     
     
少なくとも我々が生きている間は、
同じ愚行が繰り返されないように
勉強して、語り継いでいきたいと思います。

                                
今朝、東京では、
警報音が鳴り響いていないことに、
防空壕に逃げ込まなくて良いことに、
曇り空の雲が自然発生であることに、
心から感謝したいと思います。

ブログ 2024/07/14

東芝ブレイブルーパス優勝報告ポスター

10年に1度あるかないかの大接戦、
ラグビー史に残る好ゲームを制して 
古豪で、名門である東芝ブレイブルーパスが
14シーズンぶりに日本一を奪還。

ファン、協賛企業、地元の皆様へ向けた
優勝報告ポスターを制作しました。 

日本代表主将のリーチ マイケルをはじめ、
現役選手は誰一人、日本一を経験したことがなく、
リーグ戦とは全く違う重圧のかかる一発勝負の決勝戦で、
どうして勝てたのか。

選手とコーチ陣が、
この数年間に積み上げてきたことが
結実しつつあったところに、
オールブラックスのモウンガとフリゼルが加入して、
大きな化学反応が起きたこと。
勢いもあったというのが、勝因だと思います。

一方で、            
「日本一になる夢を何度も見た」という社長の荒岡さん、
シーズン中盤の段階で
「今年のチームは決勝まで行けたら勝てる」と予言していた
ゼネラルマネジャーの薫田さん、
運営側にも本気で戦っていた人たちがいて、
その執念が結実したと思います。 

過去の点が線となって、
復活のお手伝いをさせてもらえたご縁と、
この2年間、多くの仕事仲間に助けてもらったこと、
日本一になった瞬間に立ち会えたことに感謝。

ブログ 2024/07/11

ラグビー日本代表 最多キャップの大野均さんご出演 線虫エヌノーズCM

昔、ラインアウトでのジャンプが
リフトアップに変わった時のように、
この日、大野さんの演技力は、
飛躍的に変化しました。

『線虫N-NOSE(エヌノーズ)』のCMに
元ラグビー日本代表で
最多キャップ数(国際試合出場数)98を誇る
大野均さんに出演していただきました。

2015年W杯で南アフリカを撃破して、
「スポーツ史上最大の番狂せ」とか
「幼稚園の女児が和田アキコに勝った」と
言われるほどの奇跡を現実にした
ラグビー界の生きるレジェンドです。

映像で演技をするのは初めてとのこと。
最初、セリフは棒読みでしたが、
演出家からのアドバイスを受けて、
それらをスポンジのように吸収していき、
表情もどんどん柔らかになり、
OKテイクでは夫役を自然に演じてくれました。
おかげで、短い尺数にインパクトが出ました。  

さて、「がんの早期発見」を可能にするのは、
まだ、何の症状も出ていない時に、
早期に検査をすることが必要です。
現代医療では、すべての検査で精度は100%ではありません。
特に、早期がんの発見となると、
これまでは、かなり難しいのが現実でした。

『線虫N-NOSE(エヌノーズ)』は、
世界初の生物診断で、その可能性を大幅に引き上げました。
世界で特許も取っています。

毎年の人間ドッグでオールAだった私の義父は、
翌年、がんがステージ4で見つかり、余命1年でした。

症状が出てからでは、手遅れになります。
自宅から尿を送るだけで簡単に調べられますので、
これを読んでいただいた方は、
無症状の内に、ぜひ、検査をしてください!

企画に命を吹き込んでくれた制作陣、俳優陣に感謝。

CM視聴はこちらから↓

ブログ 2024/04/28

今シーズン最後のホストゲーム

勝った翌朝は、なぜか目覚めが良い! 
そして、なによりご機嫌である!
と自分で実感できます。

これまでの人生で、どこかのチームに入れ込む「熱狂的なファン」になったことがなく、
頭では、そのようなファン心理をわかっているつもりでしたが、
実際になってみると、たくさんの発見と驚きがあり、苦悩もあります。 

昨シーズンからクリエイティブディレクターとして
チームのブランディングのお手伝いや、
ホストゲームの演出を担当している
東芝ブレイブルーパスが、今シーズンのホストゲーム最終戦でした。

解体されるラグビーの聖地、
秩父宮ラグビー場での最後のホストゲームでもありました。 
 
選手としては、一度も立てなかった秩父宮のグラウンドに、
長い時を経て、何度も仕事で立つようになるとは、
ラグビーの神様がくれたご褒美の仕事であり、
新たな試練でもあると感謝しています。

午前中は降っていた小雨もあがり、
正午にキックオフの 
府中ダービー(港区では港区ダービーと呼ばれている)。
毎回、盛り上がる試合で、
リーグワンになってからは、
サントリー3勝、東芝2勝で、
ホストゲーム最終戦ですから、
何としても勝ちたい試合でした。 

今シーズン、オールブラックスのスタンドオフ
リッチー・モウンガの加入で
出場機会がなかった中尾隼太選手が、
プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれる大活躍。
試合に出られなくても腐らず、
万全の準備を続けておく大切さを教えてくれました。

試合当日は、100名以上のスタッフが早朝から設営をし、
リハーサルをして、お客さんを迎え入れます。
冬場は辛いです。