ブログ 2014/02/22

「佐藤こずえ」さん

17では、社会貢献の一環として、
制作会社からの出向を受け入れ、
生きた実作業を間近で経験してもらうことで
若き広告制作者を育てています。 
    
私どもが某広告学校で授業をしないのは、
大事なことを深く伝えることができないからです。 
 
大事なことは現場にあります。
             
4人目の今回は、
某大手制作会社から17に出向されている
若きディレクター「佐藤こずえ」さんです。  
   
関係者の皆さま、
若きディレクターを育てるのは、広告業界の急務です。
将来の我々の宝に、寛容な心で機会を与えてください。
プレゼンの現場、撮影現場にお邪魔させて頂きますので、
よろしくお願いします。 
 
 
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(爽やかな笑顔)

皆さま、はじめまして。
2月から17に出向しています
「佐藤 こずえ」と申します。
 
入って3週間。
17ではとても貴重な日々を過ごしています。
松尾さんを観察してどんなヒントが得られるかを
探すだけでも毎日の見方が変わりました。
入った初日の打ち合わせで、
自分の憧れの監督がいてビックリしたり、
あがってきた演出コンテに思わず涙が出そうになったり、
演出家としてのヒントもたくさん与えられて、
どれだけのことを吸収して帰れるか、
勝負の時期だなと思っています。

17では非常にエキサイティングなスピードで仕事が進んでゆきます。
毎日、なにが起こるかわからない緊張の日々の中には
ちょっとした失敗で落ち込んだり、
ネガティブな方向に考えが行ってしまう時もあります。

そんな中で、ひとつ印象深い出来事がありました。
ある日の撮影現場で、
「佐藤さんて、いつも楽しそうな顔してますよね」
と言われたことです。

楽しさが顔に出ること。
それはとてもいいことだなあと思いました。
17では毎日必ず新しく学ぶことがあります。
日々、自分にできることも少しずつですが増えています。
毎日、驚きと出会って行けること。
自然と口角の上がる所に勉強しに来れたことが嬉しいです。

この想いがこの先、
疲れたり自分のダメさに凹んだりする瞬間を
立て直してくれるだろうと思います。
 
ディレクターは
①現場で、②作品を通して、③その人と一対一で
最終的には人を笑顔にする存在でありたいなと私は思っています。
 
笑顔を一日も忘れることなく、
ここでの経験を全部自分のものにしていけるよう
半年間という短い間ですが、がんばっていきたいと思います。
 
これからお会いする皆さま、
どうぞよろしくお願いします。

ブログ 2014/01/12

旅立ちの挨拶

出向中だった吉村瞳さんからの旅立ちの挨拶です。

彼女は、リマーカブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤーの
グランプリを受賞した広告界の若き原石です。

今時の若者には見受けられない
意思の明確な言動、何にでも興味を持つ姿勢は、
演出家として大成することを予感させます。
 
広告界の皆さま、
ぜひ、面白い仕事を発注して
本物の宝石に磨きあげてください。
 
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みなさま、お久しぶりです。
昨年いっぱいで17への出向を終え、
TYOに戻ることになりました吉村です。

出向初日に松尾さんから
「17に来るからには、
 何かを学んで、身につけて帰ってもらいたい」
と言われ、私は
「できるだけたくさんの撮影現場に行きたい」
とお願いしました。

それは、他のディレクターさんのやり方や
視点を見てみたかったからでした。
言葉通り、この半年間で、
9つもの現場に行かせてもらい、
もちろん様々なディレクターさんの仕事っぷりを間近で見て、
学ばせていただきました。

でも、一番私が勉強になったのは、
クリエイティブスタッフとして作品全体を見る。
ということでした。

何を考え、どういう思いで企画を作り、だからこうしたいんだ。
という制作会社のディレクターとしての私とは
違う視点がそこにはありました。

たくさんの学ぶ機会を与えてくれた
松尾さん、17のみなさん、一緒にお仕事をしたみなさん、
半年間(正確には5ヶ月)という短い間ではありましたが、
お世話になりました。

またいつか、みなさんと一緒にお仕事ができるよう、
これからも頑張ります。

1月吉日  吉村瞳 
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