ブログ 2014/09/09

「金子紗与」さん

17では、社会貢献の一環として、
制作会社からの出向を受け入れ、
生きた実作業を間近で経験してもらうことで
若き広告制作者の育成の場を提供しています。 
    
私どもが某広告学校で授業をしないのは、
大事なことを深く伝えることができないからです。 
 
大事なことは現場にあります。
             
5人目の今回は、
若きディレクター志望の「金子紗与」さんです。  
   
関係者の皆さま、
若きディレクターを育てるのは、広告業界の急務です。
将来の我々の宝に、寛容な心で機会を与えてください。
プレゼンの現場、撮影現場にお邪魔させて頂きますので、
何卒、よろしくお願い申し上げます。 

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皆さま、初めまして。
金子紗与と申します。

2009年にプランナーとして入社し、
現在ディレクターデビューを目指して修行中です。

9月1日に17に来てから、1週間が経ちました。
皆さん、仕事のスピードがとても早く、
ここはまるで(ドラゴンボールの)「時の部屋」かのように、
毎日、1日があっという間に感じられます。


私が17に出向する時、松尾さんに、
沢山撮影現場を見たいです、と伝えました。

そして、先日、あるプレゼンに同行させていただきました。
制作会社にいた時は、
プレゼンの場に行く機会はほとんどありませんでした。
その時、その場の皆さんのやりとりを聞いて、
広告には、撮影現場だけでなく、沢山の「現場」があり、
その数だけ、人の想いがあり、その想いをお互い大切にした時に、
“良い広告”ができていくのだなと感じました。

正直、17ではまだ皆さんのスピードについて行くことで精一杯ですが…
私も、常に、広告の現場の一員であるということを忘れず、
周りの人を想い、毎日行動しようと思います。

これから様々な現場でお会いする皆さま、
どうぞよろしくお願い致します。
 
金子紗与

ブログ 2014/08/10

佐藤こずえさんの挨拶

出向を終えての挨拶
    
皆さん、お久しぶりです。
 
17での出向期間を終え、
東北新社にディレクターとして復帰する「佐藤こずえ」です。
 
かたい頭のまま入ってきた2月から、
難しいお題も楽しんで考えられるようになった半年間。
 
仕事の難易度の高さ、作業のスピード、仕上げのクオリティ、
すべてがハイレベルな中で、
何かあるごとに悩み、挫折して、立ち直る
という繰り返しの毎日ではありましたが、
日を追うごとに少しずつ段階を上がって、
映像の企画というものを改めて勉強し直したという
手応えがありました。


17で学んだことはとても大きかったです。
 
はじめは、「自分はディレクターである」ということと「企画の現場にいる」
ということのギャップを感じることもありました。
しかし、
ディレクターからの視点だけではなく、
企画の視点から作品をとらえることによって、
逆に「自分は演出として何をすべきか?」ということが見えてきたと思います。
それがとても大切なことでした。
 
 
さて、もう一つ。
入った当初に書いた自分のブログには、こう書きました。 
 
ディレクターは
①現場で、②作品を通して、③その人と一対一で
最終的には人を笑顔にする存在でありたい

  
毎日の打ち合わせ。
松尾さんが日々仕入れてきてくれる雑学。
撮影現場での興奮。
できた作品の圧倒的な面白さ。
17では、笑顔がそこかしこに必ずありました。
 
しかし、常にアイデアを泉のようにわかせなければ、
その笑顔は途切れてしまうということ。 
日々面白い事を考え続ける。
次の瞬間なにが起きたら面白いか?
それがなければ始まらないということも、
基本中の基本ではありましたが、
改めて学び直したと思います。
 
 
これらの学びを決して忘れず、
ディレクターとして立派な作品を残せるよう。
そして、17のみなさんに恩返しができるよう、
がんばって行きたいと思います。

半年間、ありがとうございました。


さとうこずえ
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関係者の皆さまへ
     
佐藤さんの出向期間中は、大変、お世話になりました。 
皆さまが快く受け入れて頂いたおかげで、
彼女には大きな変化と成長がありました。
  
CMディレクターは、
ある程度の数をこなさないと絶対に育ちません。
今日からは、広告業界の未来のためにも、
彼女に仕事を発注してあげてください。   
彼女の音や演技に対するディレクションには、
確かなものがあります。
そして、広告の仕事をする上で最も大事な
「根性」があります。
              
何卒、よろしくお願い申し上げます。