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2011/05/04
サマータイムは善か?
東京電力管内に本支社を抱える一部の大企業が
夏の電力不足予想に備えて、GW明けからサマータイム制度をはじめる。
そのリストを見ると、圧倒的にメーカーが多い。
立派だと思う一方、
一部の大企業メーカーだけが実施することの弊害が気になる…。
それらの関連企業、下請け企業も一緒にサマータイムを導入しない限り、
その労働者たちにとっては、最悪の夏になりはしないか…。
営業部隊は大口受注先に合わせて1時間早く出勤せざるを得ない。
しかし、その企業以外の仕事がある限り(それが普通)、終業時間は通常通り。
節電でクーラーの温度は高めに設定される。
同じくオフィスが暑いはずのサマータイム大企業の社員が
強制定時退社を理由に下請け企業に細かな作業をふるようになる。
結果、下請け企業は残業が増える。
クーラーの止められた暑いオフィスの中で…。
2003年の夏。
フランスでは6,000人以上が亡くなるほど、世界中で猛暑だった。
日本では、東海村原発事故の影響で、
東京電力管内の原発はすべて停止されていた。