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2011/09/09
師匠
私には、この仕事における師匠がいる。
「日本のCMの父」、「CMの神様」と
呼ばれている小田桐昭さんだ。
先日、独立後に作ったCMを十数本見てもらった。
通しで一度しか見ていないのに、
それぞれを振り返りながら、
ハッとさせられる貴重なアドバイスを頂いた。
感激と感謝と興奮が同時に沸き起こった。
小田桐さんとの時間は、
戦いの場であり、勉強の場であり、
自分の位置を確認する場であり、
広告の神様に感謝する場だ。
17の17条のひとつに、
「小田桐さんに褒められる広告をつくる」
というのがある。
小田桐さんは、私を肩の上に乗せて、
遠くを見せてくれる。
弟子としては、そこへ行く責任がある。
それには、毎日、歩き続けるしかない。