実際、釧路湿原の空には
多くの丹頂鶴が飛んでいました。
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2023/12/13
なぜ、たんちょう釧路空港なのか?
ロケ撮影で初めて行った北海道釧路。
「たんちょう釧路空港」では、丹頂鶴が出迎えてくれます。
現地在住の方が
「丹頂鶴は、いつも2羽、カップルで飛んでいるのですよ」
と教えてくれた。
たしかに、昔の絵や、写真にも2羽のものが多い。
調べてみると、1920年代までは、
日本で丹頂鶴は絶滅したと思われていたが、
釧路湿原でその姿が発見された。
それから冬季の餌付けを始めて、
その数を増やしていったとのこと。
北海道で1952年の生息数は33羽。
1960年代に100羽以上に増え、
2021年は1,516羽で、
調査開始以来、過去最高数になったとのこと。
そして、給餌場へ飛んでくるのは
2羽が30~40%、
1羽が20~30%、
3羽が10~20%
とのこと。
なんと、半数以上がペアでは飛んでいない。
丹頂鶴ペア飛行説を披露しなくて良かった…
調べてみると、
イメージと事実が違うことはよくある。
そして、一旦できたイメージは
なかなか塗り替えられない。
人間の不思議。
不思議と言えば、
たんちょう釧路空港には、
鮭をわしづかみする巨大フクロウもいて、
そこには「釧路空港」と書かれています。
「たんちょう釧路空港」派と
「ふくろう釧路空港」派が争って、
敗れたふくろう派の形跡なのか…
ご存知の方、その理由を教えてください。