ブログ 2022/12/01

社長自らがトラックを運転して、嬬恋村から朝堀のクリスマスツリーを搬入

原材料・燃料・電気代の高騰、
円安で、会社経営では、
徹底的な経費節減が求められています。
 
しかし、
弊社のような仕事において、
ギリギリの心では、
面白い企画は生まれません。
   
そのため、
根付きのクリスマスツリーを飾るために、
社長自らトラックを11時間ほど運転して、
東京、埼玉、長野を抜けて、群馬県嬬恋村から
「朝掘りの木」を調達して来ました。
    
昨冬、10時間掛けて運んで来た
長野のツリーがショボすぎて、
毎日、それを目にしては落ち込んでいました。

ツリーは、仕入れの時はSM状態なので、
帰って来て、広げるまではわからないのです。

今年は、気を利かせたアシスタントが、
山に生えている状態で枝葉を見て選べる
嬬恋村の種苗屋さんを探してくれました。

現地調達で、木の価格自体は、
東京での市価の半額以下になるのですが、
レンタカー代、高速料金、ガソリン代、人件費を考えると、
東京で買った方がコスパは良い…

それでも、毎年、現地調達をするのは、
オフィスに入るサイズで、
根付きのツリーは滅多にないからです。
エアコンの付いているオフィスでは
根付きの方が葉が落ちず、圧倒的に元気です。

嬬恋村と言えば、
「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」
という破壊力の大きいイベントで有名です。
耳を澄ましてみましたが、
この日は、誰も叫んでいませんでした。

そして、敬愛する真田幸村の信州上田が、
嬬恋村への道中すぐであることは
うれしい発見でした。
その真田地区を通ると、
至る所で、六文銭の旗が飾られ、
病院、薬局、美容室など、
「真田」「真田」「真田」という名が
町中に溢れていました。

小が巨大を倒すロマンが、真田の物語にはあります。
創業時、「SANADA」は社名候補の1つでした。
まだ、何も倒せていない17の物語は、
これからも続きます。

夢とか希望は、
夢を見ることを忘れた
大人にこそ必要です。
クリスマスツリーを飾ることで、
その重要性を思い出すことができます。

昨今、企業を幸せにするマーケティングが
最重要視されていますが、
世の中が住みにくくなったと感じるのは、
企業だけの幸せを追求し、
世の中の幸せを先に考えないから、
「企業」と「世の中」が
離れて行ってしまうのではないでしょうか。

本物のサンタクロースさん、
今年は必ず来てくださいね!

昨年よりも、全員が良い仕事をして、
日本経済と社会に
役立つことができたと思います。

社員一同、お待ちしております!