ブログ 2021/03/24

美味しい無形文化遺産

約6万7千店ある都内の飲食店のうち、
9軒しかないギリシャ料理店の1つが
17のオフィスから徒歩4分の所にあります。
 
『 taverna Miliue(タベルナ ミリュウ)』
 
在ギリシャ日本大使館の公邸料理人だったシェフが
2009年にオープン。
taverna(タベルナ)とは「気軽に入れる食堂」の意味。
 
サントリーニ島を思わせる
ブルーと白が基調の店内。
テラス席には外国人男性がいたこともあり、
エーゲ海の風が吹いていました。
 
この日、ランチのメインは「牛肉のトマト煮込み」。
見た目は普通の料理で、ギリシャ感はありません。
しかし、一口食べると、
イタリアンでもフレンチでもない!
パルテノン神殿の女神の微笑みが見えました。
 
正体は、「シナモン」。
トマトとシナモンの組み合わせはギリシャ料理では
よく使われるとのこと。
デザートのイメージが強いシナモンを料理に使うと
こんなに美味しくなるなんて!
 
ハーバード大学の研究によると、
ギリシャ料理をはじめ、
地中海沿岸の国々の人が食べている「地中海食」は、
他のヨーロッパ諸国の食事に比べて
栄養バランスが良く、健康的とのこと。
心血管疾患、がん、パーキンソン病、
アルツハイマー病などのリスクや死亡率が低くなり、
肥満防止の効果もあり、良いことづくめ!
2010年には、
ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
 
17での打ち合わせの前後には、
美味しい無形文化遺産を、ぜひ味わってみてください!