愛の力で咲く不思議なサボテンの花
「サボテンの花」といえば、
財津和夫さんですが、
10年前、弊社17の事務所開きのお祝いに
財津さんのようなスリムな
ツインのサボテンを頂きました。
有難いことに、
仕事がゼロだった会社の雰囲気を
このツインが明るくしてくれました。
「竹かよ!」というような勢いで成長したので、
鉢が倒れないように、
これまでに何度も切って
高さ調整をしてきました。
毎年、どちらか1本のタワーにしか
花が咲かなかったのに、
10年経って初めて2本に花が咲きそうです。
初の2本咲き!
きっと素晴らしく良いことが起こる前兆です!
この花は、夜に咲きはじめて、
朝にはしぼんでしまうので、
満開の状態は1〜2時間しかありません。
なぜ、夜なのか。
なぜ、そんなに短いのか。
原産地の自然環境での説では、
花粉を他の花に運ぶコウモリを呼び寄せるためとのことです。
私の説では、こうです。
このサボテンとコウモリは、
以前は人間の男女でした。
深く愛し合っていましたが、
ちょっとした罪を犯したことで、
神様の怒りをかってしまい、
片方がサボテンに、
片方はコウモリにされました。
トゲを持つサボテンに、
コウモリは近づけません。
そこで、年に1回だけ、神様が寝ている夜に
サボテンは1時間だけ花を咲かせて、
二人はまた愛し合うことが
できるようになったのです。
年に1度だけの
愛の力が咲かせる不思議な花なのです。
そんな話をしたら、植木屋さんに
「肥料をあげたら、年に2回咲くよ」と
冷静に言われました。
花を咲かせるのは、肥料の力だったのです。
愛は、肥料よりも養分があると信じたい。