ブログ 2019/04/23

不思議な木琴

昨年から、社員が持ち回りで書いています。
         
この春から、17のオフィスには変わった木琴が置かれています。
その名は「森のコロコロ合唱団」。

階段状に配置された鍵盤の上を木製のボールが転がることで、
「どんぐりころころ」のメロディーが奏でられます。

ボールが鍵盤の上をコロコロと転がり、
最後には穴に入る、この木琴にぴったりの曲です。

目にも耳にも楽しいこの木琴、
一目見た時に、私はある部分に違和感を覚えました。

それは「鍵盤の長さ」。
音楽の授業などで触れていた一般的な木琴は、
画像のように、鍵盤の長さを変えることで音階を変えています。

しかし、この鍵盤は全て同じ長さ…。

調べてみると、鍵盤の材質に秘密がありました。

さくら、トチ、ひのき、ナラ…
硬さや密度の異なる様々な木材を使うことで、
鍵盤の長さを変えずに、音階の違いを生み出す。
飛騨高山の木工職人がつくった技の結晶です!

突然、オフィスに現れたこの木琴。

天然木の奏でる音色が温かく、
「どんぐりころころ」のメロディーで愉快な気分になれるので、
来社された皆さまに、
この気分をプレゼントしたいとの思いで置かれています。

実際、お客さまにも楽しんで頂いているようで、
時折、愉快なメロディがオフィスに響いています。

17に来られた際には、
ぜひ、一球転がして、愉快な気分になってみませんか!