ブログ 2014/02/01

映画『ハロー!純一』(宣伝です)

仕事の縁で、
石井克人さん脚本・監督の
映画『ハロー!純一』(2月15日から公開)の
試写会にお招き頂きました。
         

心が揺さぶられました!

  
今年一番の映画でした。
                      
でも、
事前にホームページなどでストーリーを読むのも、
予告編を見るのも、やめた方が良いです。  
それらを見ると、ツマラナそうな映画に見え、
行きたくなくなります。
 
                         
誰もが、かつては小学生でした。   
その頃が幸せだったか、不幸だったかは
人によって違うけれども、
この映画で、小学生の自分に戻れます。
  
そして、無垢だった自分が、
汚れをまとった今の自分に
問いかけてきます。
 
「好きだったら、何だってできるだろう?」
 
「行動できないのは、
 本当に好きじゃないからだよ」と。
 
           
激しく揺さぶられます。
                
また、
日本でトップレベルの不幸が似合う女優である
「満島ひかり」さんが、
美しい無垢の笑顔を見せ、男心も揺さぶります。

それが、なんだって良い。
無いのが、一番マズイ。
心の中の「好き」に気付けば、
誰もが、ダイアモンドのように、
強く、輝いて生きていける。

と、この映画は、
人間の「好き」を全肯定しています。

<小学生は入場料無料>
という試みをしているせいで、
PTA的な健全な内容に思われがちですが、
「盗んだバイクで走り出す」
を書き替えるような無粋はしません。

盗んだバイクが教えてくれる大事なこと
を知っている人たちが創った
素晴らしい映画であります。