旅立ちの挨拶
出向中だった吉村瞳さんからの旅立ちの挨拶です。
彼女は、リマーカブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤーの
グランプリを受賞した広告界の若き原石です。
今時の若者には見受けられない
意思の明確な言動、何にでも興味を持つ姿勢は、
演出家として大成することを予感させます。
広告界の皆さま、
ぜひ、面白い仕事を発注して
本物の宝石に磨きあげてください。
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みなさま、お久しぶりです。
昨年いっぱいで17への出向を終え、
TYOに戻ることになりました吉村です。
出向初日に松尾さんから
「17に来るからには、
何かを学んで、身につけて帰ってもらいたい」
と言われ、私は
「できるだけたくさんの撮影現場に行きたい」
とお願いしました。
それは、他のディレクターさんのやり方や
視点を見てみたかったからでした。
言葉通り、この半年間で、
9つもの現場に行かせてもらい、
もちろん様々なディレクターさんの仕事っぷりを間近で見て、
学ばせていただきました。
でも、一番私が勉強になったのは、
クリエイティブスタッフとして作品全体を見る。
ということでした。
何を考え、どういう思いで企画を作り、だからこうしたいんだ。
という制作会社のディレクターとしての私とは
違う視点がそこにはありました。
たくさんの学ぶ機会を与えてくれた
松尾さん、17のみなさん、一緒にお仕事をしたみなさん、
半年間(正確には5ヶ月)という短い間ではありましたが、
お世話になりました。
またいつか、みなさんと一緒にお仕事ができるよう、
これからも頑張ります。
1月吉日 吉村瞳
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