(「泣くな大谷」https://17junana.com/news/20120727/)
日ハムの大谷選手には、彼のファンには、
昨年失った「夏」が別のカタチで来た。
今年も北海道から甲子園の代表高校が決まりはじめた。
早稲田実業高のハンカチ王子こと斎藤投手と
北海道苫小牧高の田中投手が甲子園の決勝戦で投げ合ったのが7年前。
初日は延長15回の引き分けで再試合になった。
両校が当時の高校野球の頂点だったとも言える。
しかし、その両校からプロ野球選手になったのは、
この2人だけだ。
多くの高校球児は、プロ野球選手にはなれない。
しかし、汗にまみれた顔を泥だらけにして、
爪の中まで真っ黒にして、3年間、白球を追い続ける。
この夏のためだけに。
白球を追いかけ続けた人には、特別な夏が来る。
そして、誰にでも、追いかけるべき白球がある。
すべての球児に、特別な夏が来ることを祈っています。