初めて盆踊りをした時は、
周りの見よう見まねでしたが、
しばらくすると自然と体が動いていました。
その瞬間、大勢の人々と一緒に同じ踊りをしていることが
最高に気持ちよく感じられたのです。
盆踊りの一番の醍醐味は…
そこに偶然居合わせた人々との「一体感」。
やぐらの上の踊り手、渾身の和太鼓の音、
踊り上手なおばさまが手の運びを教えてくれたり、
隣で踊る見知らぬ人と笑顔をかわしたり、
東京観光に来たブロンド美女がいたり…。
性別、年齢、国籍を超えて、
同じ空気、音楽、踊りを共有する刹那に、夏の暑さも忘れます。
盆踊りは、地域によって独自の音頭があるのも魅力の一つ。
六本木では「東京音頭」、「六本人音頭」、
テレビ朝日が近接しているので、
ドラえもんが登場する「ドラえもん音頭」もあります。
ヒルズ内のレストラン&ショップによるオリジナル屋台も出店されるため、
踊り疲れたら、お酒を飲みながら一休みできます。
今年も夏だけの一体感を存分に味わうことができました。
来年は、ぜひ、皆様も参加してみませんか?