ブログ 2024/04/28

今シーズン最後のホストゲーム

勝った翌朝は、なぜか目覚めが良い! 
そして、なによりご機嫌である!
と自分で実感できます。

これまでの人生で、どこかのチームに入れ込む「熱狂的なファン」になったことがなく、
頭では、そのようなファン心理をわかっているつもりでしたが、
実際になってみると、たくさんの発見と驚きがあり、苦悩もあります。 

昨シーズンからクリエイティブディレクターとして
チームのブランディングのお手伝いや、
ホストゲームの演出を担当している
東芝ブレイブルーパスが、今シーズンのホストゲーム最終戦でした。

解体されるラグビーの聖地、
秩父宮ラグビー場での最後のホストゲームでもありました。 
 
選手としては、一度も立てなかった秩父宮のグラウンドに、
長い時を経て、何度も仕事で立つようになるとは、
ラグビーの神様がくれたご褒美の仕事であり、
新たな試練でもあると感謝しています。

午前中は降っていた小雨もあがり、
正午にキックオフの 
府中ダービー(港区では港区ダービーと呼ばれている)。
毎回、盛り上がる試合で、
リーグワンになってからは、
サントリー3勝、東芝2勝で、
ホストゲーム最終戦ですから、
何としても勝ちたい試合でした。 

今シーズン、オールブラックスのスタンドオフ
リッチー・モウンガの加入で
出場機会がなかった中尾隼太選手が、
プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれる大活躍。
試合に出られなくても腐らず、
万全の準備を続けておく大切さを教えてくれました。

試合当日は、100名以上のスタッフが早朝から設営をし、
リハーサルをして、お客さんを迎え入れます。
冬場は辛いです。 

つい先程までバチバチに火花を散らして
死闘をしていたとは思えない
両チームの選手たちの表情。
ラグビーの魅力の1つである
ノーサイドの精神の表れです。

この写真の中には、リーチ マイケルを中心に、
昨年のフランスW杯時の日本代表選手が9名います。
そして、3年後のオーストラリアW杯の日本代表が
複数人いることでしょう。

12月からの5ヶ月間、
毎試合、ホストゲームの会場をつくって頂きました
裏方のスタッフの皆さん、
チーム支援のために協賛をして頂いた皆様、
そして、ファンの皆様、
心から御礼を申し上げます。

東芝ブレイブルーパスは、
5月19日から始まるプレーオフに進出します。
14年ぶりの日本一奪還へ。
選手たちがやってくれると信じています!

土日の撮影などを避けて頂いた広告関係者の皆様、
もう少しだけ、土日は空けさせてください。