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皆さんは、
父方、母方を合わせた４名の祖父母が
どんな人生を送ったかを知っていますか？
　　　
余程の名家ではない限り、全員のことが伝承され、
記憶されている方は少ないと思います。
　　　　　　　
そして、その親である曽祖父母のことはどうでしょう？
少なくとも８人はいます。
その方々の人生が伝承されていることは
ほとんどないと思います。
　
その親である高祖父母はどうでしょうか？
少なくとも１６人はいます。


約１２５年前、
８組の夫婦の間に８人の子どもが生まれました。

医療が発達していない時代に、
祈るような思いで見守る親の思い、願いに支えられ、
いくつかの幸運にも守られ、　
その子たちは無事に大人になりました。
そして、愛する人に出会い、また、子どもが生まれます。
　
時代がどんなに変わっても、
親から子への思い、願いは、繰り返され、つながって、
今の世代になります。
　　　　　　　　　
日頃は忘れてしまいがちな「命のつながり」。
　　
その尊さ、温かさを映像にしようと、
祈るような姿勢で真摯に取り組んでくれ、
企画に命を吹き込んでくれた制作陣に
心から御礼を申し上げます。