ブログ 2011/04/25

胡蝶蘭

独立してもうすぐ半年。
事務所開きの際に頂いた胡蝶蘭がまだ花をつけている。
なんという生命力。
めでたい花とされる所以だ。
    
銀座や六本木のクラブなどの夜の店がオープンした際に
祝花として大量に飾られているのを見かけることが多かったため、
これまではオジサンのイメージに属していた。
    
しかし、約半年一緒に時を重ねて、イメージが変わった。
頻繁な水やりが要らないのに、常にみずみずしい。
そして、NYヤンキースのジータのような安心感がある。
    
また、何よりも、花の落ち方が切ない。
前日までは元気だったのに、  
朝、出社すると1つ、2つと床に落ちていることがある。
    
枯れて落ちたのではなく、まだ湿度や柔らかさを保ちながらも、
生気を失ったような状態というか…。    
  
「生気のない花はお見せ致しません」と、
蘭の本体が言っているような…。 
           
媚びない。
自分を律す。              
    
時々、朝からドキッとさせられる美しい花です。