ブログ 2023/12/01

社長自らトラックを運転して、Xマスツリーを運搬してきた

原材料・燃料・電気代の高騰、
さらに円安で、会社経営では、
徹底的な経費節減が求められています。
 
しかし、
弊社のような仕事において、
ギリギリの心では、
面白い企画は生まれません。
   
そのため、
根付きのクリスマスツリーを飾るために、
今年も、社長自らトラックを11時間ほど運転して、
東京、埼玉、長野を抜けて、群馬県嬬恋村から
「朝掘りの根付きモミの木」を調達して来ました。

一部は、もう雪道でした。

現地調達することで、モミの木の価格自体は、
東京での市価の半額以下になるのですが、
レンタカー代、高速料金、ガソリン代、人件費を考えると、
東京で買った方がコスパは良い…

それでも、毎年、現地調達をするのは、
オフィスに入るサイズで、
根付きのツリーは滅多にないからです。
エアコンの付いているオフィスでは
根付きの方が葉が落ちず、圧倒的に元気です。

嬬恋村と言えば、
「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」
という破壊力の大きいイベントで有名です。
昨年、今年と耳を澄ましてみましたが、
カーカーとカラスが叫んでいるだけで、
人間は誰も叫んでいませんでした。
愛はどこへ。

予約していた朝堀のモミの木が待っていました。
右端のものが良かったのですが、
4mあり、オフィスに入らない…
その前に、乗って来たトラックにも入らないので諦めることに…

今年のレンタルトラックは、
出発直前にタイヤが釘を踏んでいることが見つかり、
急遽、車両が変更になり、出発が遅れました。
誰も気づかずに乗って、高速でバーストしていたら、
このブログを書くことはできませんでした。
生と死は紙一重ですね。

そのカーナビが昨年とは全然違う山道を示し、
直感が「その通りに行ってみたい」と言うので、
従うと、「中央分水嶺」に出ました。
この地点から右に雨水が流れると太平洋側に。
左に流れると日本海側に流れるという
日本海と太平洋が紙一重の場所へ。

先日、EV車だらけのJAPANモビリティショーへ行きましたが、
道中、電力供給問題について考えさせられる光景に…
阿蘇山での太陽光パネルの大規模設置が問題になっていますが、
小規模でも…

難しい問題を考えていたら、
お腹が空いたので立ち寄った道の駅は、
大相撲史上最強の力士
「雷電爲右エ門」の出身地でした。

現役21年間で、
通算成績254勝10敗。
勝率.962

江戸時代に身長197cm
体重188kg

等身大の銅像があり、
お触れ書きには
「触ると勝負運に恵まれる」と
記されていたので、
触るだけではなく、抱きついて来ました。
さすがは最強力士。
ビクともしませんでした。

カーナビの誤作動のおかげで、
いろいろな初体験ができた今年。
オフィスに戻ると、Xマスの飾り付けがされており、

植木屋さんが待機しており、
すぐにツリーが移植され、飾り付けされました。
社員全員が木の下にプレゼントを置いて、一気にクリスマス仕様に。
17では、Xmasになったらプレゼント交換をします。

夢とか希望は、
夢を見ることを忘れた
大人にこそ必要です。
クリスマスツリーを飾ることで、
その重要性を思い出すことができます。

昨今、企業を幸せにするマーケティングが
重要視されていますが、
世の中が住みにくくなったと感じるのは、
企業だけの幸せを追求し、
世の中の幸せを先に考えないから、
「企業」と「世の中」が
離れて行ってしまうのではないでしょうか。

本物のサンタクロースさん、
今年は必ず来てくださいね!

今年の17は、
昨年よりも、全員が良い仕事をして、
日本経済と社会に
役立つことができたと思います。

社員一同、お待ちしております!