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2011/02/20
重圧新幹線 その1
数日前、出張から帰京する際、急いでいたこともあり
手配していたものより1本早い新幹線に飛び乗った。
車内で車掌さんにお願いして、
空いている席に案内してもらった。
案内された席は、ヤ○ザの若頭とそのボディーガードが
並んで座っている席の1つ後ろだった…。
なぜ彼らの職業が分かったのかというと、
短髪でネックレスでマッチョの若い方が「若頭!」と呼び、
呼ばれた中年の方も見事に派手な服装に
見事なパンチパーマだったからだ。
束の間の仮眠をとろうと思っていたのに、
前席から漂ってくる空気が睡魔を許さない…。
仕方なく、トイレに立ったところ、
眼球までマッチョなボディーガードが振り返り、
こちらを鬼のような形相で睨むのだった。
思わず、条件反射で両手を挙げて敵意がないことを示し、
逃げるようにして車両間にあるトイレへ。
なんと、その鬼マッチョが立ち上がり、
後ろから追ってくるではないか!
(つづく)