以下は、2016年に彼女が所属先に帰る時のブログです。
この後、彼女は出産し、仕事に復帰し、
子育てしながら、
自分の才能を磨き続けました。
そして、プロデューサーの方々が彼女を信じて、
打席を与えてくれた賜物だと思います。
<<<2016年4月のブログ>>>
17では、我々ができる広告業界への社会貢献のひとつとして、
制作会社からの出向者を受け入れ、
OJTの場を提供をしています。
東北新社の企画演出部から出向していた船岡あずさ さんが
本来いるべき場所へ帰ることになりました。
彼女からの挨拶です。
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皆さん、こんにちは。
船岡あずさです。
10ヶ月間の出向を終え、先週、東北新社へ戻りました。
この場を借りて、
出向中に仕事でご一緒したすべての皆さまにお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして17の皆さま。
温かく迎え入れてくださり、ありがとうございました。
17で楽しく、前向きに過ごせたのは皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。
さて、出向始めの挨拶で、
「アッ!と驚くような成長を遂げたい」とこのブログに書きました。
結果はどうだったでしょう?
戻って、まだ一週間ですが、
プロデューサーが驚くと同時に、自分自身がまず驚きました。
なんと!企画がめちゃくちゃ通るのです・・・!
気分は、重力100倍の修行後の悟空。
敵の動きが見える・・・!
オラ、強くなってるぞ・・・!?
17での仕事は、思えばまさに重力100倍の日々でした。
連日つづく、濃厚な企画打ち合わせ…
面白くなるまで、ねばり続けるオフライン編集…。
17では、常に自分の限界を超えるレベルを求められました。
それらの負荷が、私をここまで成長させてくれたのです。
17では、本当にたくさんのことを学びました。
このたくさんの学びを、これから携わる仕事で発揮していきたいと思います。
貴重な機会を与えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
船岡あずさ
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このブログを読んでいただいている
広告業界の関係者の方々(特にプロデューサー)へのお願いです。
すべての仕事を安全に仕上げないといけない、
余裕の無い昨今、
若い演出家たちへ仕事を発注する機会が激減しています。
それは、我々の業界の未来を先細りさせることになります。
名の売れている演出家は皆さん、若い頃に多くの仕事の機会の恵まれ、
挑戦と失敗と成功を繰り返し、今の場所にたどり着けました。
今、若手で最も売れっ子TYOの佐藤渉さんも
私の所へ一年間出向した後、
天賦の才能&血のにじむような努力&プロデューサーたちの投資もあり、
大きく化けました。
皆で意識して、若い可能性に発注しないと、
優秀な演出家は育ちません。
場数こそが、才能に磨きをかけるのです。
船岡さんは、素直で、前向きで、可能性を秘めた人材です。
ぜひ、挑戦と失敗する機会をたくさん与えてあげてください。
何卒、よろしくお願いします。