ブログ 2017/11/21

CM通信に17の特集記事

本日、
中学・高校生の軽音楽部(バンド)の大会
『スニーカーエイジ』関東大会の審査員を務めました。
              
関東では3年目ですが、
関西では38年前から開催されている歴史ある大会です。 
野球部やサッカー部と違って、
軽音楽部には全国規模の演奏会がありません。
                       
そのため、この大会にかける学生たちの意気込みは、
もの凄いものがあるとのこと。
     
私の任務は、
予選を勝ち抜いて出場した20校に
総合点を付けることだったのですが、
全ての学校の演奏と応援が素晴らしく、
とても差を付けることができず…。
       
どうしても、仕事と割り切ることができない…。
こんなに苦しんだ審査は初めてでした。
             
実際に、ボーカル担当、セッション担当など、
評価担当の異なる12名の審査員の合計点では、
2位、3位、4位は、それぞれ1点差の大接戦でした。
          
全身全霊で楽器を演奏し、
魂を込めて歌う学生たちの姿は、
とても眩しく、輝いていて、
何度も涙がこぼれそうになりました。
         
彼らは音楽に出会えて、
本当に良かった。
青春時代に打ち込めるものに出会えて、
本当に良かった。
              
音楽の力は、偉大です。
落ち込んでいる時は、楽しい気分にしてくれる。
悲しい時には、癒してくれる。
絶望の淵に追いやられた時には、
心に火をつけてくれる。 
      
今日の出場者の中で、
将来、音楽で食べていける人は
ごくわずかでしょう。
              
でも、彼らが音楽に出会えて、
生きる力をもらったように、
いつしか彼らが、
“誰かの音楽”になれる人であって欲しい。           
そう願いながら、
音楽の素晴らしさに浸った1日でした。