ブログ 2011/12/04

数日前のことだった。
朝目覚めると、声が出なくなっていた。
熱はない。喉も痛くない。
でも、まったく声が出ない。
午後からプレゼンがあるので、大嫌いな病院に飛んで行った。

出ない声を空気とともに絞り出し、
「原因は風邪ですか?」
喉と鼻の奥を調べたお医者さんは、
「いやぁ、風邪の症状は出てないね。声帯を調べてみましょう」
今話題のオリンパスの内視鏡が鼻の穴から喉へと入って行く。
「非常に荒れてますな。昨夜、騒ぎ過ぎましたか?」
「いえ、出張先のホテルに泊まっていて、むしろ、いつもより静かでした…」
「そうですか…。
 じゃあ、風邪ということで、3日分の薬を出しておきます」

嫌いな薬を3日飲み続けてみたが、声が戻る様子がない…。
 
焦って、別の病院へ行った。 
「今日から筆談をしてください」
「え?」 
「しゃべっちゃダメです! 声帯が壊れかけています」
「えーっ!!!????」
 
ということで、お仕事関係の皆さま、
1週間ほど高倉健になります。
倍賞千恵子以外とはしゃべりません。
ご迷惑をおかけしますので、先にお詫びを申し上げておきます。
     
「電話はもってのほか!」だそうです。 
携帯もつながりませんので、よろしくお願いします。

非常に気になったのは、  
「今年は、あなたのような患者が多いんです」
というお医者さんの言葉。 

流行にのっているようで、悔しいです!